やっぱり、やっぱり楽しい。

二人の予定が合わず、

行きたくてもなかなか行けなかった陶芸教室。

けがが完治していないから土と戯れる作業は避けた方が・・・。

畑の安納芋も掘らなきゃ、花の植え替えも・・・。

定休日2日目、様々な迷いを振り切って湯河原へ向かう。

 

 

 

 

湯河原のミカン畑の中にある『暉焼(きしょう)陶芸教室』。

何度も通った道。

近づくにつれ、わくわく度が増す。

 

2年半ぶりの参加者を先生ご夫妻が笑顔で迎えてくれる。

入り口付近には生徒さんの制作中の作品が並ぶ。

懐かしい風景、この空気。

(この時点では、デザート用の白土小作品を作る心づもりだった)

 

 

 

 

ところが・・・

土選びをする時に生徒さんの練りこみ作品を観させてもらって気持ちが急変。

その色具合、形。こんなカップは、かくれんぼにはない。

コーヒーを飲まれるお客様がきっと喜んでくれるだろう。

3種類の粘土を先生が用意してくれた。

大きな塊に指でへこみを作り、筒状の粘土を好きなように差し込む。

4つ作るので、並べ方にいろいろ変化を付けてみる。

 

 

 

 

ブランクがあってすぐには思い出せない

『土殺し』『中心だし』。

時間短縮と指の負担軽減のために

今回は、先生に甘えさせていただく。

異なる粘土の塊は、滑らかな表面にするための作業、

練りこみ模様を上の方まで出すための作業はこつがいるとか。

 

 

 

 

 

両方の親指で中心部分を掘り

少しずつ広げていく。

さらに下から上へ内側外側から指を添えて

引き上げて高さを出していく。

(あまり使わないようにしようと思ったけど、右手の中指が一番の働き手)

2つめ、3つめと休みなく作業をするうちに感覚が呼び戻されていく。

 

 

 

 

約2時間半、

先生の優しい褒め言葉と適切なアドバイスで

4つのカップの原型が完成。

外側を削って成型していくので

どんな練りこみ模様が出てくるかは神のみぞ知る。

 

 

今までたまっていた制作意欲を一気に吐き出したので

集中しすぎの疲労感と、充実感いっぱいで帰路についた。

次は大好きな作業、薄くて軽いカップにするための削り。できるだけ早く行きたいなあ。

 

 

 

 

シフォンを焼くことはできても、

こんなふうにトッピングはできません。

『富士山シフォン』です。

 

かくれ文字絵作家とのコラボシフォンをご希望の方は

注文時にお申し付けください。

 

 

 

 

 

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