再会(再開)の日のために。

朝起きる時、自分に問いかける。

「今日は、何をしようか。畑へ行くか、それとも厨房?」

「膝の調子は?ウォーキングに行けそうかな」

ぼんやりとした思考の中でも、朝ドラ『エール』の前に

何か一つでも済ませたいと、体を始動させる。

 

『かくれんぼ』を自主休業にしてから1カ月が過ぎ、2カ月目に入った。

お店をやっていなければ、こんな日の連続だったんだなあ。

当たり前の生活がどんなに幸せなことだったのか実感する毎日。

 

 

 

 

 

 

そんな日々の中に、明るいニュースが入った。

『紅ほっぺ』でお世話になっている井上さんから電話。

「ジャム用のイチゴを摘みに来てもいいよ。」

スイッチが入った。

「ハウスの中は暑くなるからと、朝5時くらいからでも。」

年寄りの朝は早いが、念のため4時半に目覚ましセット。

 

 

 

ハウスの中で、真っ赤な『イチゴ』たちは待っていてくれた。

田植えの準備があるから、出荷はもうおしまいにするそう。

生食でなければもったいないような完熟イチゴが鈴なり。

でも、スピード勝負。

暖かくなってきている今、長時間、形を維持するのが難しい。

厨房に戻り、時に味みをしながら黙々とヘタとり作業を続け、

1キロずつジップロックに詰めて冷凍庫の中へ。

明日も明後日も(?)同じパターンの日々が続く。

ジャム・かき氷『紅ほっぺ』を喜んでくれるお客様の笑顔が、早起きの原動力となりそう。

 

 

 

 

 

一つの仕事を終えた達成感が次の行動へと向かわせる。

正午を回った頃、近くの竹林へ。

(先日、畑で使う竹を取りに行った時に見つけた筍の群れ)

(若かりし頃いった飲み屋さんで食べた『女竹』のおつまみ)

みそ汁の具に入れたらどんな味がするだろう?

シャベルで掘り出すのは、思ったより手ごわい。

それなのに、食べられそうなのはほんの数センチ。

まあいいかと、10数本ゲットして厨房へ。

 

 

 

ネットで調べた下ごしらえ。

ゆでた後、冷水につけ、竹皮をむくと

「えっ、これだけ?」

労多くして、、、という感じだけど

みそ汁に入れて味わうという

明日の楽しみができたからよしとする。

 

 

 

 

明日は、目途とされる5月14日。どんな情勢分析、そして次の指針が示されるか・・・。

コロナ終息に向けた取り組みが一番ですが、時間短縮の営業、テイクアウト販売など、

5/16(土)以降の営業について、可能性を探ってみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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