『PHP』はやっぱりいいなあ。
昨日、未封だった5月号を睡眠導入剤として
布団の中で少し読みました。
清川妙(作家)さんのインタビュー記事
【存命の喜び、日々に楽しまざらんや】(徒然草の一節)の文章に
うなずける箇所がありました。
タイトルの意味するところは
〈せっかく生きているのだから、その喜びを感じつつ、日々に楽しく生きること〉だそうです。
さらに
【肝心なことは「日々に」ということ。ただ漠然と楽しく生きると
いうのではなく、毎日楽しいことを見つける。楽しみは「ある・なし」ではなく「感じるか否か」ということです】
と文章は続いていました。
私が最近『楽しい』と感じた時を思い出してみると…。
◎2年物のチューリップがきれいに花を咲かせたり、切り戻しをしておいたクフェやなでしこが芽吹き、花を咲かし始めたりしているのを眺めている時。
◎新しいメニューや文字絵グッズを話し合ったり、試作したりしている時。
◎お客様が笑顔でお帰りになるのを見送り、店内に戻る時。
◎早朝ジョグを走り終えて湯船につかっている時。
(まだまだたくさんありそうですが、なんとなく過ぎてしまっているのかもしれません。)
【自分が大好きなこと、時間を忘れるようなもの、そんなものを見つけることです。とくに歳をとってくれば、残された時間は少なくなります。その時間を楽しまなくては損です。病気の心配などしている暇はない。そんなものは病気になってから考えればいいこと。】
清川さんの境地には遠く及びませんが、自分の身近にある「楽しさ」を感じつつ、アクティヴに楽しさを見つける(創る)日々を過ごしていきたい、と思った次第であります。