「いい日を送ったね・・・」
おばあちゃんが教えてくれた言葉(物のとらえ方)です。
自分の身に何か良くないこと(事故など)が起こった時、
しょげかえっている(方言?)私に
「それだけで済んだんだから、よしとしなくちゃ。もしかしたら、今頃病院だったかもしれないよ。」
目先のことに頭がいっぱいだった私は、当時は意味が理解できませんでした。
きっと、おばあちゃんは慰めるのと同時に、早い立ち直りを促してくれたのでしょう。
大人になって、この言葉を時々思い出すことがあります。
先日の火曜日、かくれ文字絵作家の要請で、籠清小田原駅前店で展示していた作品撤収の運転手として
店先に横付けして待っていた時、前輪がぺしゃんこになっているのに気が付きました。
注視すると、釘が刺さっているのを発見。
駅前でパンク修理をするわけにはいかないだろうと
きょろきょろと低速で運転していた時に、
「江嶋さんが近い」とかくれ文字絵作家が電話。
お付き合いのあった『和紙やお茶の老舗 江嶋さん』が
快く駐車場を貸してくださったので、JAFを待つこと40分。
タイヤ交換するしかないとの診断で、レッカー車を要請して到着までさらに40分。
そして、松田町の修理工場まで車ごと私も移動。
タイヤ(取り寄せ)交換が夕方には終わるとのことで代車で戻り、自宅で遅い昼食がとれました。
予定していたスケジュールはほとんどできなかったけど、振り返ってみると、
いくつかの「もし」から、「いい日が送れたのかな」と思えてきました。
①もし、パンクに気づかずに走行していて、事故を起こしてしまったら
②もし、JAFに入っていなかったら、(自分一人の判断・行動でできたか)
③JAFが来るまでの間、パンク発見場所近くに「江嶋」さんの駐車場がなかったら
④お世話になっている「ロータス藤沢」さんが、すぐタイヤ交換したり、代車を貸してくれなかったら・・・
その日のうちに、愛車が自宅に戻ってくることはなかったでしょう。
たくさん時間をとられたこと、タイヤ交換で思わぬ出費となったこと等、
意気消沈することもありますが、
一つ一つがうまくつながって、その日のうちに完結したことや
自分たちが無事だったことに『感謝』です。
1日目にできなかったことは、2日目の定休日にやりくりして、
ほぼ やり切れました。
☆☆ お知らせ ☆☆
お店情報やお客様との会話で、少しずつ告知してきたように
4月からは、火曜水曜定休日に加えて
木曜日も定休日にさせていただきます。
お客様にはご迷惑をおかけしますが、
よろしくお願いいたします。
2024年3月8日 7:29 PM | カテゴリー : お知らせ,かくれんぼ便り,マスターのひとり言 | コメント(0)