中学生が文字絵体験。
昨日は、開店前の10時過ぎから
かくれんぼにはふさわしくない(?)中学生が
汗を拭き拭き、訪ねてきてくれました。
「11時開店だから、その頃もう一度来てくれる?」
掃除真っ最中のおじさんのつれない言葉に
「わかりました。」
二人はいやな顔することなく、また、陽炎が立ち上るような道路を戻って行きました。
来店時に「かくれ文字絵」の世界を知ったお母さんに
アーティスト小林真澄の存在を教えてもらい、
興味をもって取材に来てくれたのでした。
かき氷で腹ごしらえ?をした後、
アトリエで取材(熱心な説明?)が始まりました。
夏休みの課題のレポートに熱心に取り組む彼らの姿に
「せっかくだから、文字絵体験してみる?」
アーティストは、奥の方から硯と墨を引っ張りだしてきました。
そんなマスターの心配など心にあらず
「小筆で絵なんかで描いたことない」と
目を輝かせている中学生にポイント指導が始まりました。
さすがは、美術に興味をもっているだけに
すいすいと筆を動かして、「し」の文字を使った『文字絵』が完成しました。
次のお客様がご来店する頃には、笑顔で二人は家路につきました。
レポート完成の頃(私の経験から言うと8/30か31。彼らに失礼?かも)
再会できるのを楽しみにしています。