年末恒例の餅つき
昨日は「冬なんだなあ」と感じさせてくれる陽気でした。
丹沢の山々もうっすらと雪化粧。
1月に実施されるどんど焼き(だんご焼き)の
もしき(燃し木)が徐々に集まってきました。
祖父の代から使っている年代物のかまど。
代々の家長が大切に使ってきました。(火の準備は家長の仕事)
石のかまどは省エネタイプで、
わずかの燃料(もみがらと10枚程度の板切れ)で
7臼分のもち米を蒸かすことができます。
赤々と燃える炎と白くかぐわしい湯気。
歳の瀬が近づいたことを実感する一コマです。
それまでよりも、つく数を増やして
より柔らかいお餅にします。
あんこ、大根おろし、きな粉の3種類が定番。
のどに詰まらせないように気を付けて(そういう年になってまいりました)つきたてお餅を堪能。
残ったお湯でゆでる白菜がまたおいしい・・・
寒さの中で甘みを増した白菜のお浸しは絶品。
毎年、お持ちより先に箸をつけています。
もち米を蒸かしたおかまのお湯だから、この味が出るのかな??
家長の仕事。(甥っ子も上手になってきました。)
明日つくお餅が我が家とお店の分。
『田舎じるこ』や『もちっこ3兄弟』となって
お客様に前に登場します。
あまりにいい色をしていたので
思わず一枚。
おいしくいただくのは、もう少し鑑賞してから・・・。