お餅の準備ができました。ご提供は1/5から。

 

実家の『餅つき』は、3年ぶり。

本家ファミリーに、我が家の孫たちも混ぜてもらって

にぎやかに執り行われました。

 

午前9時過ぎに開始と聞いて、遅れないように着きました。

実家の兄は、一昨日から臼をセッティングしたり、

竃(かまど)の状況をチェックしたり、

もち米を水に浸けたり、のし板などの用意をしたり、と

つき始める(仕込み)準備が、実は大変。

 

 

 

 

この石竃、この場に設置されたのは父が生まれた頃とか。

何と、100年以上使われ続けて、いまだに現役。

燃料は、大工さんからいただいた木くず、

そして、10本ほどの古材の端切れ。

 

いったん火がついてしまえば、内側から外側へと

じわじわと火元が移り、お湯を沸かし、

7臼分のもち米を蒸す熱源となる。

すごい省エネ、先人の知恵と巧みな技術を再認識。

 

 

 

 

 

今年は、30代の男性が3人もいたので、

私の出番は激減。もっぱら、「この道50年」として

餅つきについてのアドバイスに終始。

 

苦戦する若手の前で、こねる時のポイントについてやってみせると

「やっぱり、上手。」「力じゃないんだね。」

ほめられて、いい気分にさせらてもらう。

きっと自分の父親も、こうやって、世代交代をしてきたんだろうなあ。

母親の絶妙な手返し、義姉がしっかり後を引き継いでいる。

 

 

 

 

 

ひと臼分、2升五合分のお餅が

のし板の上で平らに伸ばされていきます。

半日、茣蓙を敷いた縁側で寝かされたのち

昨夜、我が家へ持ち帰りました。

今日の午前中、かくれ文字絵作家が

切り分けて冷蔵庫や冷凍庫へ。

お正月の準備が、また1つ完了しました。

 

 

 

 

 

 

『一期一会』

私も時々思い出す言葉を 本日の毎日新聞「女の気持ち」欄で発見。

その中で見つけた一文に、いたく同感。

【人との出会いは本当に不思議なものです。もし、そのときに出会っていなければ一生会えなかった人かもしれません。一期一会の気持ちを忘れることなく、これからも生きていく限り、人とのご縁を大切にしなければと心に誓っています】

 

「コーヒー&アトリエ かくれんぼ」の営業を続けてきたから

出会えた人、もの、ことが 今年もたくさんありました。

さまざまを出会いを思い出しながら、

新しい年の出会いに胸膨らませている大晦日が迎えられたこと、

あらためて、感謝感謝です。

 

 

 

 

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