古きをたずね その2
すみません。前回に続いて、地域の貴重な資料に出会っての感想です。
富水村の西北方面に位置するということで、
小台、新屋、清水新田と4地域で『西北』という名の
小さな連合自治体として発展してきました。
(西北公民館は現在も共用しています)
『ききがたり富水西北の歴史』は、昭和59年に刊行されました。
形として残しておきたいという熱意ある人々の協力を得て
柳新田の穂坂正夫さんを中心に編集された貴重な書物です。
様々な資料解読や人々の記憶の呼び戻し作業を積み重ねて
ようやく日の目を見ることができました。
(そういえば、私の祖母「小林ふじ」が農家の嫁として大正・昭和時代を生きてきた半生をインタビューアー穂坂さんの前で語っていた姿が思い出されます。)
周辺の様子も大きく様変わりしました。
今、自分が立っている位置を再確認するいい機会となりました。
この本をきっかけに、「ああだった、こうだった。」と
お客様とカウンター越しによもやま話が盛り上がることが何度かありました。
「へえ、そうだったのか。」という新しい発見もありました。
そんな話題で盛り上がりたい方、大歓迎です。スタッフに声をかけてください。
苗を提供してくださったOさんのアドバイスがあったので、
昨日、『安納芋』の収穫作業をしました。
葉っぱの方は「優良」だったけど、収穫量の方は「可」かな?。
2~3週間ほどの熟成期間中に、その活用法を研究したいと思います。