これでお正月を迎えられます。

かまど私の実家で行われる  年末の恒例行事『もちつき』。

 

100年近くも使っている骨董品級の石製かまどを使います。

内部に籾殻を詰めて煙突を取り付ければ出来上がり。

一度釜のお湯が沸騰すれば、

あとは、木材の端切れ8本ほどで、

6うす分蒸すことができる、すぐれもの。

祖父の代から、家族親戚のお正月に一役買っていました。

 

 

ほのお 餅をつく合い間に、このかまどの火を眺めるのが好きでした。

子どもの頃は、「火遊びをするんじゃないよ。」と

よく怒られましたが・・・。

今でも、立ち上る白い湯気とともに、

オレンジ色のこの火に見とれます。

 

 

つきたて 蒸したもち米をこねる作業は

年をとるにつれて息が上がるようになってきましたが、

杵を振り下ろすもちつき作業は

手返しの人がベテランなので(リズムが合わせやすい)

疲れを感じる前にやわらかいお餅が完成。

 

 

大根おろし 最後についたお餅は、 一口大に手でちぎってから

大根おろし、きなこ、あんこで味付けをします。

ごちそう

おいしくて、ついつい食べ過ぎてしまうので

夕飯までおなかがすきません。

 

お釜のお湯でゆでた白菜のおひたしも

やわらかくて絶品です。

 

 

 

寒さが増してきた11月末頃、田舎しるこ

「田舎じるこは、いつからやるの。」

とお客様から聞かれました。

おいしいお餅がご提供できるようになったので、

1/4(土)から、『もちっこ3兄弟』とともに

メニューに加えます。

ぜひ、ご賞味ください。

 

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