これでお正月を迎えられます。
100年近くも使っている骨董品級の石製かまどを使います。
内部に籾殻を詰めて煙突を取り付ければ出来上がり。
一度釜のお湯が沸騰すれば、
あとは、木材の端切れ8本ほどで、
6うす分蒸すことができる、すぐれもの。
祖父の代から、家族親戚のお正月に一役買っていました。
子どもの頃は、「火遊びをするんじゃないよ。」と
よく怒られましたが・・・。
今でも、立ち上る白い湯気とともに、
オレンジ色のこの火に見とれます。
年をとるにつれて息が上がるようになってきましたが、
杵を振り下ろすもちつき作業は
手返しの人がベテランなので(リズムが合わせやすい)
疲れを感じる前にやわらかいお餅が完成。
大根おろし、きなこ、あんこで味付けをします。
おいしくて、ついつい食べ過ぎてしまうので
夕飯までおなかがすきません。
お釜のお湯でゆでた白菜のおひたしも
やわらかくて絶品です。
「田舎じるこは、いつからやるの。」
とお客様から聞かれました。
おいしいお餅がご提供できるようになったので、
1/4(土)から、『もちっこ3兄弟』とともに
メニューに加えます。
ぜひ、ご賞味ください。
2013年12月31日 12:58 PM | カテゴリー : かくれんぼ便り,マスターのひとり言,メニュー紹介 | コメント(0)