来年もぜひ。

matusimaかくれ文字絵作家の妹夫妻と一緒に

宮城岩手方面へ年に一度の旅行に行ってまいりました。

「今年は東北へ」。かなり前から決めて

訪問先の情報を集めてきました。

仙台を起点にして可能な観光地、でも、南三陸へは必ず、

そんなコンセプトでした。

 

 

 

 

ニッカ

1日目の行程は、松島で遊覧船に乗っての島めぐりの後は

楽天球場見学、仙台(青葉)城、秋保温泉で立ち寄り湯。

でも、行きの新幹線内で相談した結果、

ニッカウヰスキー宮城狭工場と作並温泉コースへと変更。

フットワークの軽さは、姉妹旅行の特徴。

 

 

 

試飲竹鶴政孝氏が北海道余市の次に選んだこの地。

【霧深い峡谷に流れる二つの清流と緑の森が、華やかで軽やかなモルトをはぐくむ】【氏がウヰスキー作りの集大成として建設した蒸留所】

最終の工場見学時刻に間に合い、しかも敷地内見学の際は大雨も遠慮気味。

(来るような流れになっていた??)

勉強した後の試飲は、格別でした。

そこから10分ほどの作並温泉もさらっとした湯触りで『美人づくりの湯』とか。女性の湯処の方が評判らしい。

 

 

 

 

厳美渓2日目は、足を延ばして県境越え。

岩手県一関市の『厳美渓』へ。

数日前から降り続いた雨でおだんご

水は濁っていましたが

その分、岩にぶつかる水しぶきに迫力が。

川岸にあるお店から川を渡って『空飛ぶ』も、そばでしっかり見学。

(よくお茶がこぼれないなあ、これも職人技)

中尊寺では一つ一つのお堂でしっかりお参り。有名な『ずんだもち』にも舌鼓。

 

 

 

 

 

ホテルから2日目に泊まったのは、南三陸ホテル観洋。

ロケーションのすばらしさもさることながら

翌朝、「震災語り部ツアー」があることが決め手。

このホテルは、避難所として活躍しただけでなく

今でも、月に何日かは町民の方への無料入浴を続けている。

 

ホテルのロビーから見た美しい三陸の海。こんなおだやかな海が人々の平安な暮らしを一瞬に…。

 

 

定員いっぱいのバスなのに、語り部の話に静寂が続く。

運転手さんは、全員が無事避難できた戸倉小児童と一緒に命からがら逃げた狭い神社のお堂で

寒さと恐怖の中で、励まし合いながら夜を過ごした一人だとか。

今もかさ上げ工事中の沿岸部は、人々が再び生活する場所ではなく震災復興祈念公園になるそうです。

最後の最後まで住民に避難を呼びかけた防災対策庁舎に手を合わせました。

(自分の目だけに焼き付けてきたので、画像は一枚もありません)

南三陸町の今を知りたい方は…http://www.town.minamisanriku.miyagi.jp/

 

 

南三陸だけでない東日本大震災の被害。5年たっても、まだまだ復興には程遠い現状。

遠い小田原でできる支援は何か、ささやかなことしかできないけど続けていきたい。

 

 

 

 

自然に敬意と感謝の心を持って。中尊寺

一期一会を大切に(年齢を考えると特に)。

そんなことを考えた今回の旅。

来年も続けたい旅行。

そのためにも健康に気を付けて、感謝の心で毎日を送っていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

コメントをお寄せ下さい。

コメントの投稿