いい出会いの場をありがとう。
月に1回の古谷正子さんの『創作紙芝居を見る会』。
午前11時には、紙芝居を楽しみに訪れたお客様で
メインテーブル付近はいっぱいになりました。
静かに語りかけるように始まった『いのち』の紙芝居。
小さいお子様も含めて
紙芝居の世界に引き込まれていきました。
東京で、小田原市内で
古谷さん自らの戦争体験がつづられていきます。
絵と語りに、
古谷さんがライフワークとして位置付け、
制作してきた熱意が伝わってきました。
『いのち』を観させていただいて
「忘れてはいけない歴史の一つ」なんだと再認識したのは、
私だけではないと思います。
古谷さんとお話がしたくて横浜から見えられたお客様は、
自らの横浜空襲での体験を涙ながらに話して下さいました。
3回の上演後、参観者の間で多くの語り合いが生まれました。
生と死を分けたのは、ちょっとした偶然。
自分は生かされている、できることはやっていかなければ・・・
お客様一人一人がそれぞれの『いのち』について、
見つめ直す貴重な場となったようです。
お知らせ
①先ほど「朝日新聞に昨日の紙芝居のことが出ているよ。」という親戚の方からの電話がありました。これから新聞を買いに行きたいと思います。
②古谷さんの『いのち』の創作紙芝居は、7/22(日)にも上演されます。今回観ることができなかったというお客様、ぜひ予定に入れておいて下さい。