10か月ぶり??
『わたしを陶芸に連れてって』
昔、似たような題名の映画がありました。
「ぜひやってみたい」というお客様を待たせること〇か月。
ようやくお連れすることができました。
暉焼(きしょう)陶芸教室は、湯河原のミカン畑の中にある
風光明媚な場所にあります。
笑顔でご夫妻がお迎えしてくれました。
午前中は、いろいろな本を見たり、
制作中の先輩たちの作品を鑑賞したりしながら
「何を作る?」「大きさは?」と構想づくり。
「ちょっとざらざら感をのある器にしたい。」
白い粘土に、焼成した粉を混ぜて均一に。
菊練りをする先生の魔法の手に「わあ、すごい。」
お二人とも、最初は紐作りで
少しずつ高さを出していきます。
ここでも、先生がやさしく、適切なアドバイスを。
ていねいに、ていねいに厚みのあった側面に手を当て
「上がってきてー。」と上へ上へと引き上げていきます。
だんだん器らしくなっていく作業に、時を忘れます。
外側を削り取ったり、高台を形作ったりする作業は
先生が粘土の乾き具合を見て、後でやってくれます。
釉薬のリクエストをして、本日の体験教室は終了。
お二人とも、大満足の一日だったようです。
さて、私たちふたりは・・・。
白い粘土を使ってのカップ作り。
手がだんだん思い出してくれて
作業スピードがアップ。3つ作りました。
わたしは、デミタスカップを種類。形も高さもちょっと変化させてみました。
3つ並べて飾れるお皿も作っていたら、4時を回っていました。
帰りの車中は、初めて(久しぶりの)陶芸で、会話のテンションが高かった??
私たちは、時間を見つけて成形作業や釉薬がけに、また定休日の水曜日に訪れます。
「いつでもいいから、連れてって」というお客様、ご相談に応じます。